文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

貼るだけで車の存在感を高める、車両マーキング用反射シートです。
夜間や薄暮に多発するトラックなど大型車両の事故は、車両の視認性が低下し目立たなくなることが原因のひとつとしてあげられます。

そこで欧米では、簡単に貼れる上に低コストな、ダイヤモンドグレード・コンスピキュイティ反射シートによる車体マーキングが、事故防止に活用されています。すでに法制化された国もあり、その効果は実証済です。

 

車両マーキングは、安全のグローバル・スタンダードです。

陸上輸送の先進地である欧米では、反射マーキングが企業のロジスティック戦略の一部として位置づけられています。
とくにアメリカでは、1993年から新車トレーラーに、また1997年からは新車トラクターと既販車トレーラーに、反射シートの装着義務を法制化。ヨーロッパでも、1998年から反射マーキングが許認可されるなど、法制化の動きが世界的に広がっています。
今後は安全性と経済性の両面から、反射マーキングの導入が広がっていきます。

 

使用例


製品の特長

相互承認対象の指定、ECE規制No.104の用件に適合した、指定マーク付き製品です。
広角性にすぐれ、カーブ時の後続車からの見やすさも十分に確保できます。
取り扱いが簡単です。裏面の透明フィルムをはがすだけで、多くの車体に直接貼ることができます。
耐久期間は約7年です。(3M™ガイドライン通りに貼付された場合)。

プリズム型反射シートの構造

プリズム型反射シートは特殊なキューブコーナーレンズで、入射光を光源方向に反射する再帰性反射シートです。

プリズム型反射シート 構造図


製品情報

白 黄 赤
983-10 ホワイト 983-71 イエロー 983-72 レッド
ホワイト
983−10
イエロー
983−71
レッド
983−72
反射輝度代表値 ※ 650 cpl 500 cpl 150 cpl
耐候性 7年
サイズ 55mm×50m
素材 透明プラスチックフィルム、キューブコーナーレンズ、空気層等
用途 車両用マーキングテープ
  ※反射性能は、ECER104により、観測角0.33°条件による。

 

ツーリングライン
カプセルプリズム型は流れ方向に一定の間隔で、1mm程のツーリングライン(つなぎのライン)があります。
(983シリーズの場合1368mm間隔)
ツーリングラインは、シートの製造工程上発生するものです。

ツーリングライン

 

マーキング方法

車両用マーキング再帰反射材の取り付け方法が新たに基準化されました!
夜間や薄暮走行での衝突事故のリスクを低減する車両用マーキング再帰反射材は、
平成17年12月21日付け及び平成18年10月5日付け官報により、国内での取り付け方法が公示されました。
取り付け位置と取り付け方法(抜粋)
  • 全長・全幅の80%以上に
  • 地面から250mm以上に
  • 地面にできるだけ平行または垂直に
  • 不連続の場合、間隔は最も短い再帰反射材の長さの50%以下に
  • 線状及び輪郭表示再帰反射材の色は、側面:白色または黄色/後面:赤色または黄色

マーキング方法


製品説明書